和名 | オオミズゴケ |
属名 | ミズゴケ科 ミズゴケ属 |
特性 | オオミズゴケは温暖な地方から寒冷な地方まで世界に広く分布するミズゴケで最も普通な種である。ミズゴケではあるが水没状態で生育することは好まず、水から離れて盛り上がっ た状態で良く繁茂する。特に温暖な低地では水湿地の空気中の湿度が高いイヌツゲ群落などの下で群落を形成することが多い枝には茎に沿って下垂するものと放射状に拡がる2型がある。茎につく葉 は舌形、枝につく葉は舟形で、長さ1.5〜2mm。葉の細胞には2型あり、葉緑体を含む細胞は細長く、細胞質のない空虚な細胞は巨大で孔があり、これに水 分を貯める。枝の葉を横断面で観察すると、葉緑体を含む細胞の断面は三角形で、これが本種の特徴である。。 |
用途 | 乾燥重量の25倍もの貯水能力があり、園芸用に多用される。酸性が強く抗菌作用があり、昔は傷の治療に用いたという。現在日本で市販されているミズゴケの多くは,表示によれば,チリやニュージーランドからの輸入品であるようです. |