八木山の自然を考える会                                  昭和59年1月28日    ■■

研究課題         「森の利用」

 

森の名称    「冒険の森」「健康の森」「遊びの森」「楽しみの森」「交流の森」「希望の森」「ターザンの森」「森の広場」「いこいの森」「−−−」

目  的     名称を決め、住民のいこいの広場として、老人から幼児までが安全で楽しく活用していく。

この様に活用してもらえれば-----

子供達の遊びの場として。
  アスレチックや小屋つくり、またグランドや公園でできない遊びや運動、冒険が行えるよう。
老人(おとしより)の語らいの場として。
  真夏の涼しい森の中へ散策し、木のかぶや木造りのベンチで、よもやま話に花を咲かせる場となるよう。
幼児たちを連れて来てもよい安全な場として。
  連れてきた親たちが目を話しても安全な、又 幼児も遊べる場として。
家族で楽しめる場として。
  休日に家族で、ここで食事を楽しめるなら----
八木山道の休憩箇所として。
  八木山ハイキングの中継点・集合点・休憩点、又 昼食場所として。
屋外教育の場として。
  自然植物を学び、また 教材用試験としての物(例えば、しいたけ作りなど)の設置の場として、かぶと虫等の飼育。
散歩道として。
  犬を連れ、自由に走らせて下さい。
 
 自然をこわさず市民が利用できるためには。
取り付き道路口の整備。
  現在の松が丘3丁目北側からの入口はフェンス・ガードレール等で仕切られています。側溝に落ちないよう、又 道路フェンス
  落石フェンスの役目も欠けない事を前提にして、取り付き口の回収が必要と思われます。
 ・市の関係者及び自治会、警察(公安委員)及び、付近住民の了解が必要。
 ・改修(フェンスの切り取り等)は、市にやってほしい。
案内板、道路(山道の)標識の設置。
  「森」への入口を示す道標がほしい。
森の入口付近の道路の整備。
 ・細い山道から森付近は、うるし等が枝をはっています、道幅を広げる。
森の中
(ア) 約50メートル四方を 下刈をし うるし 木のかぶなどを整備する。
(イ) じゃまな木(松・雑木)を整備する。 必要な木・大きな木・目印となる木等を大切に。
(ウ) 陽(日)の当たる場所(10メートル四方くらい)をつくり、 陽だまりとする。
(エ) ベンチの設置。 --(イ)で切った木を利用して、丸太製のベンチをつくる、  中心東西道路に並列に横に長く二列。
(オ) 談話用、食事用のベンチ --- 円形に 二箇所  涼しいところと陽だまりのところに。
(カ) テーブルの設置(オ)と共用
(キ) 排水整備 --- 中心部や円形ベンチに水がたまらないように。
(ク) 遊び場づくりは子供達で自由に作らせる。
       --- 単純に自然を利用できるよう。 ロープ丸太を積み重ねておく、 子供達は自分たちでつくる。
       --- ターザンゴッコやロープ渡り、小屋づくり、穴掘りなど
       --- 大人たちは時折、結ばれたロープや危険すぎる物がないかチェックの必要はあります。
(ケ) 自然木を利用したアスレチック
      単純なアスレチックを大人で整備つくる、あまり凝ったものや大人がいないと危ないものはつくらない。
      又、遊園地風にはしない、あくまで自然の中にふさわしいものとする。
(コ) ボブスレーの広場。
     森の中、又は付近の自然地形の良い所に。
       傾斜地・地面が粘土質・すべり終えたところが広場又は安全に止まるところ、そりや板等にのってすべる。
植林
・ 地形・地形に合わせ・木を植える。 --- 森の中に中心的な木がほしい。 --- イチョウとか・楠・樫など。
・ 陽だまり付近に花の咲く木がほしい。 --- つつじ・桜・梅など。
・ 森付近に実のなる木がほしい。 --- 小鳥やリスなど小動物用、又 子供たちと食べてもよいもの --- グミ・クワ・クリ・カキなど。
しいたけ園
・ 教材用として しいたけ園を森のスミにつくる。
その他・案内板等の設置。
 森の中かでの注意事項や、八木山全体案内図等の案内板の設置。
以上