|
八木山の自然を考える会 昭和58年末 |
|
「このささやかな文章は『八木山の自然を考える会』という小学校PTAの依頼をうけた小さなグループの人達が |
|
夢に描いてきた八木山の自然であります。 |
|
皆様が八木山の自然を考える上で参考になれば幸いです」 |
|
|
1. |
校下住民と子供達にとって八木山・愛宕山・池・農地とは |
|
(1) 緑したたる自然の山・池そして眺め・心うるおす山・池であります。 |
|
(2) 体を鍛える鍛錬の場であります。 |
|
(3) 子供たちが自然とふれ合う遊び場であります。 |
|
(4) 皆が自然とふれ合う憩いと散策の場であります。 |
|
(5) 子供たちと大人の共同生産活動・奉仕活動・勤労体験の場であります。 |
|
(6) これらの営みを通じ。人々のふれ合い・特に子供たちと大人の自然なふれ合いが行われる場であります。 |
|
(7) これらの営みを通じ人々のそして特に子供の心に残るふる里の山・池・農地であります。 |
|
|
2. |
登山道 |
|
(1) 憩と散策の道 |
|
○ 老人も登れるゆるやかな道・家族でそして友達と散策が楽しめる道。 |
|
○ 道中は大手を振って歩いても枝に手が当たらない程度(1.5m程度) |
|
○ 道端に四季の草花がある道 |
|
|
|
(2 )冒険の道 |
|
○ 自然が残っている狭い道・子供達の冒険の道。 |
|
○ 小さな岩場と急坂のあるささやかな自然への挑戦との道。 |
|
○ 蔦をつたい・ロープをつたい・木々につかまりよじ登る道。 |
|
(3) 展望の道 |
|
○ 展望の開けた尾根伝いの道。 |
|
○ 歌を歌い大声を出す楽しい道。 |
|
(4) 道案内----山道に合った・質素な・道の分岐箇所だけに。 |
|
(5) 道に名前を付ける----子供たちで決める、又は住民の人達で |
|
(6) 安全の道----緊急避難の道 |
|
(7) 登山道の危険対策----今後研究してみる必要が有る。 |
|
|
3. |
休憩箇所と遊び場 |
|
(1) 八木山山頂・愛宕山山頂の広場 |
|
○ 展望のきく山頂の広場 |
|
○ 山頂到達を味わう休憩の広場。 |
|
○ 信仰の広場 |
|
(2) 尾根道・中腹道にある林間広場。 |
|
○ 松林の中に広がる小さな広場。 |
|
○ 尾根道の広場は展望が開け、中腹道の広場は木々に覆われた清閑な場所。 |
|
|
4. |
象徴的建造物 |
|
(1) 八木山の山頂にやぐらを組み八っの木鐸を置く。 |
|
○ 子供の八つの願いを木鐸に書いておく。 |
|
○ 頂上に登った時、その願いを込めて木鐸をたたく。 |
|
(2) 愛宕山の頂上に戦国時代ののろし台を作る。 |
|
○ 戦国時代愛宕山山頂は、犬山城・岐阜城を一望できる位置にあった事から、ここに兵の動きを知らせるのろし台があったそうです。 |
|
こののろし台を再現して見ようとの計画です。 |
|
○ 地域の歴史を考えてみる機会ともなります。 |
|
(3) 両山頂に展望案内を作る。 |
|
○ 丸太の棒に地名や山の名を書いた方向板を打ち付けて作る。 |
|
(伊吹山・御嶽山・岐阜城・犬山城 等) |
|
|
5. |
植林 |
|
(1) 鳥を呼ぶ実のなる木を植えよう。 |
|
(2) 学校の卒業記念に山に木を植えたら。 |
|
(3) 巣箱をつけよう。 |
|
(4) 木々に名前をつけよう。 |
|
|
6. |
八木山共用農地と果樹園 |
|
(1) 小学校裏にある低地配水池の斜面を八木山校下の子供達の勤労・生産体験の場として、また大人とのふれ合いの場として |
|
市の水道組合より借用できることになりました。 |
|
(2) この場所を老人と子供達・大人と子供達の共同の畑と果樹園になればと考えています。 |
|
(3) 秋には皆で試食する豊作祭が開けたらとも考えています。 |
|
|
7. |
苺池 |
|
(1) 苺池に魚を放流しています----去年から小学校グループで育てていた鯉をこの6月子供達が釣り上げそれを放流しました。 |
|
(2) 苺池に釣り場を作る案が出ています。 |
|
・ くいを打ち船着き場風にする案。 |
|
・ 丸太を横に並べる案。 |
|
いずれも検討中です。 |
|
(3) 魚釣りはいずれにしても 子供会・老人会・長寿会・学校・PTA等の団体でしか利用できないように青少年育成会が |
|
考えていると聞いています。 |
|
|
|
|