出前講座



交通安全講話



平成25年 5月



つつじ丘シニアクラブ



講演会議事録



演題:交通安全講話  講師:各務原警察署 交通総務係 佐藤 氏

 

T 日時  平成25年5月7日() 13:30~14:30

U 場 所  ふれあいセンター 和室

V 出席者  玉置 会長、斉藤 副会長他  合計 45名 出席

 

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W 内容

 

 第一章(前段)

 

1 道路交通事情

10年前に比べ、道路が整備され交通の流
れが変化しています。

道路が出来て便利になった分、交通事情も
変化しています。

高齢社会で高齢者の事故が目立ちます。

 

2 岐阜県下事故件数

岐阜県下交通事故発生件数(平成24年度)は10,352件です。

(昨年23年度比マイナス348件と減少。)

怪我人は13、687人(マイナス538人・・・マイナス基調)

死者121人(前年プラス19人)

プラス19人とはどのような数か、

例えば愛知県は岐阜県よりも死者数は多い。(岐阜県の121人以上。)

しかし、岐阜県の前年プラス19人ということではない。(増加基調)

プラス19という数字は全国で一番、増加数が多い。

全国レベル(増加数)ワーストワンという不名誉な記録を残しました。

死者数121人中、65歳以上高齢者死者80人。(約7割)

死亡者中、シートベルトを着用すれば、怪我だけで済んだのでは?

の事故も含まれています。

3 各務原警察署管内交通事故(平成24年度)

発生件数802件 (前年比マイナス115件)

怪我人1、042人(前年比マイナス151人)、

死者8名(前年23年比プラス3人)県下で悪い方から3番目。(非常に多い。)

この8件の特徴は、65歳以上の高齢者交通事故死亡者が多い。(8件中、6人)


交通事故例の紹介

事例1

2月5日 鵜沼西町 男性80歳原付、カッパ寿司の近く。

一時停止規制交差点 出会い頭事故 死亡。

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事例2

3月26日 鵜沼羽場町 女性78歳、徒歩

交通整理無し交差点。

交差点横断中、前方不注視の車に

撥ねられ 死亡。


 

事例3

6月10日 男性82歳 軽四貨物 交通整理無し交差点に入り、

出会い頭衝突 死亡。

 

事例4

8月3日 男性89歳 徒歩、蘇原吉野町轢き逃げ事案 朝の散歩の帰り道

信号交差点横断中、車に撥ねられ、車は逃走。今も捜査中。

 

事例5

8月23日 男性81歳、普通乗用車同乗中事故。接触した後、対向車線にはみ出し正面衝突。同乗者であるがシートベルト無しの模様。

 

事例6

11月25日 男性75歳 自転車 前方不注視の車に跳ね飛ばされ死亡。

 

 

4 死亡事故抑止対策と現況

 

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去年1年間で、8件中6件の65歳以上高齢者の

死亡事故発生。

県下的に高齢者の死亡事故が増加。県警は高齢者の死亡事故抑止対策として反射材配布等、各種施策を実施。

 

結果、高齢者の死者は今のところ1件のみ。がもう既に現時点で死者は6名。昨年1年間で8名亡くなっているが、

今年四月で既に6名死亡。


高齢者死亡事故は減少したが、他の死亡事故が増加。特に県下で小学生以下の子供の死亡事故4件ある。そのうち2件が各務原市内で発生。


各務原市内で発生した交通事故例の紹介

事例1

大伊木町 7歳男子。車の陰から出て、車に撥ねられ死亡。

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事例2

4月22日

自衛隊官舎で5歳男子が轢かれ死亡。

自転車に乗れ、うれしい盛りの年頃なので練習を

していた模様。

轢かれた子供も、轢いたほうも自衛官とその家族とい ういたたまれない事故。

 



高齢者の死亡抑止対策を昨年行った結果、

那加 長塚町 手力神社のお参りの帰りに轢かれて亡くなった事故以外は、死亡事故は発生していない。

 

この状態を維持して欲しい。夜間外出時は反射材を付ける等、各種の安全対策をお願いしたい。交通事故防止(歩行中、自転車の時、車の時等)にそれぞれ気を付けて頂きたい。

 

5 補足

 

先程、室外で講演待機中、横浜で97歳の方が自転車に撥ねられ亡くなったとの情報あり。最近は車に気を付けるより、「自転車に気を付けて。」の時代、

この周辺も坂も多いし、自転車も気を付けてください。

 

第二章 ドライブレコーダー映像記録(DVD投射映像)

1 映像解析による事故原因究明

(危険回避対策)

ドライブレコーダ(車載カメラ)は事故や

ヒヤリハット瞬間をデータに残します。

ドライブレコーダに残された映像を解析すると事故の原因が分かります。

今日はドライブレコーダが目撃した事故や

ヒヤリハットの映像を取上げて、どうして事故が起こったのか客観的に解析し、どうすれば危険を回避できるのか。

その方法を考えていきましょう。

(補足)

ドライブレコーダは、事故やヒヤリハット時の急ブレーキ等の衝撃を受けると

その前後、十数秒の映像や速度、ブレーキなどの走行状態をデータとして記録する装置です。

 

2 映像紹介

 

交差点は事故が多発する危険なエリアと言えます。

ドライブレコーダは何を見たのでしょうか?

 

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3 信号機のある交差点で

 

信号機のある交差点から見ていきましょう。

信号は守らなければなりません。

 

交通事故事例紹介

 

事例1

 

旅行中の事故。(旅先の初めて訪れた土地での出来事。)

 

車がコンビニの駐車場から左折して道路に出ました。

すると交差点左から軽トラックが出てきました。間一髪、衝突を避けました。

 

信号を無視していたのです。

 

大型トラックをやり過ごし、次の車が減速して道を譲ってくれたため、

急いで左折、そのまま交差点に進入しそこへ軽トラックが・・・・。

 

この時初めて交差点に進入していたことに気付きました。

ヒヤリハットです。

 

この原因をドライバーは「旅先の初めて来た土地で。」と言っていました。

このドライバーは進入しようとする道路の車だけに注意を払っていました。

 

また、左折できたことにほっとしたと同時に、後続車に迷惑が掛からないように加速、走行することだけに、気を取られていたのです。

 

そのため交差点の確認がおろそかになり、このようなヒヤリハットとなったのです。ヒヤリハットの繰り返しが事故に繋がると言います。

事例2   次は起こるべくして起きた事故です。(交差点での事故)

車は信号が黄色で交差点に進入。

すぐに信号は赤に。

左側の直進レーンの他車(トラック)は停止しています。車はそのまま直進。

トラックの左側から交差点に進入した車と衝突。  信号無視が原因の事故です。

距離の長い交差点です。交差点手前で信号が黄色に。進入した途端赤に・・・・。

手前のトラックはこの車が交差点に進入したことに気づき、停止しています。

車はそれに安心して交差点を通過しようとしました。

ところがこの車が見えないトラックの左側車線の車が発進、衝突しました。

事故が起きた交差点の距離はおよそ45m、黄色信号の時間が3秒、渡り切るには時速50q以上の速度が必要です。大変危険な運転行動だったのです。

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信号機の意味

ここで信号機の意味を確認してみましょう。

「青は進め」、「黄色は注意して進め」、「赤は止まれ」と思っていませんか?

赤は進むことができません。

しかし、「青は進むことができる。」という意味です。

つまり「進め。」という強制ではありません。

黄色

黄色は青から赤に切替わる間に一定時間表示する合図です。

黄色は「止まれ。」だと思ってください。

ただし、停止線を越えたり、近づきすぎたりして安全に止まれないなど、危険が伴う場合に限り、進むことができます。

黄色は「注意して進め。」ではないのです。

しかし、実際には急ブレーキを踏まなくても止まることができるのに、加速して交差点に進入する車が少なくありません。

そこにはドライバーの先を急ぐあせりや、通過する事ができるという過信など、心の危険が見え隠れしています。

黄色で停止しても、急ブレーキ以外、誰にも文句を言われることはありません。

黄色は「急げ」ではなく、「但し書きの付いた止まれ。」なのです。

信号の意味を正しく理解することが大切です。

事例3

もう一つ、信号機のある交差点での事故です。(車と二輪車の衝突。)

対向車線は渋滞中です。

対向車は前方が渋滞しているので停止。この車はその合間を縫って右折開始。

すると対向車の左側を走行する二輪車が・・・。右直事故です。

渋滞の交差点を早く右折しようとして、対向車の陰から現れた直進二輪車と衝突した、右直事故です。

事故直前の映像では

二輪車が二台通過していることが分かります。

この時、ドライバーがこうした危険があることを予測していれば・・・・。

早く右折したいばかりに気を取られたドライバーの安全不確認が事故原因です。

 

右折する場合、直進または左折する車がある時は、その進行を妨害してはなりません。  無理な右折は絶対にしないでください。

 

交差点で多い事故例

 

信号機のある交差点で多い事故を挙げてみましょう。

対向車との右直事故、二輪車や自転車などとの左折巻込み事故、左折や右折の時の、歩行者や自転車との事故です。

交差点ではこのような危険が潜んでいることを頭に入れて、

常に慎重な運転をすることが大切です。

 

交差点の安全な通り方

 

信号機のある交差点を安全に走行する方法を見てみましょう。

安全確認を確実に行い、交差点の状況に応じ、走行する車や横断する歩行者に特に注意し、出来る限り安全な速度と方法で進行しましょう。

これは直進車、左折車でも同じことです。

左折の場合は左側の自転車や二輪車を巻き込む危険があります。

後方の安全確認を怠らないようにしましょう。信号機のある交差点では信号は必ず守り、青信号であっても油断しない。対向車の陰などの車両に注意する。また、横断歩道上の歩行者などに注意。

減速し十分な安全確認をして、通過する事が大切です。

 

事例4

今度は信号機のない交差点での事故を見てみましょう。(車同士の衝突。)

 

住宅街、信号機のない交差点で起きた出会い頭の事故です。

 

横断歩道のある交差点に向かいます。交差点手前の左側に人が立っています。

そのまま交差点に進入、そこに右側から一時停止無視の車が進入、衝突。

 

「右側の車の一時停止無視」が事故の大きな原因ですが、残念ながらこの車のドライバーにも少なからず落ち度がありました。

 

前方不注視です。

 

左側の歩行者は認識しましたが、右側には注意の目を向けなかったのです。

ドライバーは「まさか車が出てくるとは思わなかった。」と言っていました。

「車は来ないだろう。」という思い込みです。

また、自分の走行する道路には一時停止の表示が無いため、優先意識が強く働いて起きた事故とも言えます。


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優先意識は事故に繋がる場合が多いのです。

交差する道路は見えない場所です。

つまり交差点には死角があるのです。

 

死角を無くすためには、減速あるいは徐行、停止して交差点の入り口だけではなく、見えにくいところの安全確認をしましょう。

「車両や歩行者などが出てくるかもしれないと。」常に意識づけるのです。

 

一時停止の標識があればルールを守ることは当然です。

 

交差する道路が見えにくい場合は、少し車の頭を前に出し、十分な安全確認をしてから交差点へ進入しましょう。

 

信号機のない交差点では優先道路であっても油断しない。一時停止は必ず守る。減速、徐行で十分な安全確認をすることが大切です。

 

事例5

直線道路で起こりやすい事故を見てみましょう。(二輪車の急な車線変更。)

 

3車線道路左車線を走行しています。二輪車への追突事故です。

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二輪車の急な進路変更が事故の原因です。

 

ライダーは左車線を走行する仲間の二輪車に追いつこうと、あせって進路変更したと言っていました。その車線に四輪車が走行していたのです。

後方の安全確認を殆ど行っていません。

急な進路変更は命取りになり兼ねないのです。

 

事例6

トラックの急な車線変更

青信号手前、発進しようとしたところ、右側からのトラックが急な進路変更、これも誤った進路変更のために起きた追突事故です。

トラックの進路変更禁止違反が原因です、

信号が青なので両者とも安心し切って、前方や後方の安全確認が疎かになっていたのです。

安全な進路変更の方法を見てみましょう。

進路変更の基本はまず、後方の安全を確認することです。

 

そしてウインカーで合図を出し、進路変更する意思を伝えるために、3秒程のゆとりを持ち、後ろに車がいないことを確かめてから進路変更します。

 

四輪車の場合はミラーと目視で死角に車が無いかどうか安全を確認してから進路を変更します。

 

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事例6

 

夕方の雨の上り坂の追突事故です。

(夜間の四車線道路での追突事故です。)

 

ドライバーは上り坂なので加速しましたが、

 

「薄暗がりで前方の車のブレーキランプに気が付かなかった。」

「青信号に気を取られて前方の車が停止したことに気付くのが遅れた。」

と言っていました。

追突事故原因を見ると、殆どが事故直前の先行車などの動きの見落としです。

 

わき見ボンヤリなどで前の車を良く見ていなかったために起こしているのです。

 

車の秒速

車は一秒間に時速40qでおよそ11m、60qではおよそ17mも進むのです。

たった一秒の見落としでも事故に繋がります。

 

視力の低下

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夕方夜間は特に視力が落ち、直線道路では意識レベルが低くなることがあります。

それが追突事故に繋がるのです。

 

追突防止策

追突事故を起こさないためには、従来から言われている

「わき見をしない。」「車間距離を十分取る。」ことが重要です。」

さしあたり危険がないような状況の時こそ、油断が生まれ危険だと思いましょう。

わき見をしたり運転以外のことを考えたりしないようにしましょう。

ブレーキやウインカーなどのタイミンが自分とは異なる人もいることを理解しましょう。

追突されないためには後方の安全確認をしてから

予告ブレーキや

早目のウインカー  で合図しましょう。

また、渋滞末尾で停止するときは、

ハザードランプを点灯して  後続車に合図を送ることも効果的です。

直線道路での追突事故を防ぐためには、

「無理な車線変更をしない。」

「わき見運転や、漫然運転をしない。」

「十分な車間距離と安全速度を守る。」

「予告ブレーキや早目のウインカーで合図する。」ことが大切です。

事例7

生活道路での事故(生活道路での事故が多発しています。)

生活道路(住宅街・商店街の買物道路)は地元住民の日常生活に使われます。

多くは道幅が狭く、一方通行や速度規制しているケースもあります。

車道と歩道の明確な区別が無い場所が多く、歩行者や自転車との事故が多いことが特徴です。

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女の子の自転車との衝突

横断歩道手前で徐行・一時停止をして、安全確認をしなかったため、女の子の自転車と衝突してしまった事故もあります。

 

生活道路に潜む危険(死角)

生活道路にはどんな危険が潜んでいるのでしょうか?

駐停車車両には死角があります。歩行者が飛び出す危険があります。

道路の両側に連続して駐車している場合は、死角が増えるということです。

 

減速あるいは徐行で走行することが大切です。

徐行すると歩行者などの存在を察知することができます。

 

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死角に注意

車の屋根の上の人の頭、床下の足などに注意しましょう。

死角からの飛び出しに注意しましょう。

生活道路では子供の突然の飛び出しや

車を見ない高齢者の横断などの事故も起こっています。

子供や高齢者は思いがけない行動を取ることがあります。

また、交通ルールを知らないことも多いようです。

 

自転車事故

自転車との事故も多発しています。後方に注意しない突然の横断は危険です。

自転車は軽車両(車の仲間)ですが、歩行者と同じ感覚で走行する人が多いようです。

不安定で倒れると大怪我をすることも考えられます。

生活道路を利用する歩行者や自転車は、自分たちが優先であるという意識が強く、車の方が避けてくれると思い勝ちです。

相手は自分の存在に気が付いているのか。何をしようとしているのか。

相手の動きを先読みした運転をしましょう。

生活道路での事故を防ぐためには、速度を落として安全確認を徹底し、死角に潜む危険を予測して、慎重な運転を心掛けることが大切です。

 

4 まとめ

ドライブレコーダーに記録された、交通事故やヒヤリハットのさまざまな映像。

今回はこの映像を分析し事故の解明を試みました。

 

すると、ドライバー自身の危険に対する予測の甘さ、

慣れや過信などが事故の要因として浮かび上がってきました。

今まで見てきたドライブレコーダーの危険な映像が、明日の貴方自身とならないようしっかり心に焼付け、心を引締めハンドルを握らなければなりません。交通ルールを守り、マナーを身に着け、常に安全運転を心掛けることが大切なのです。

第3章(後段)

1 ヒヤリハット情報交換

DVD鑑賞中に笑いが漏れました。自分に思い当たる節が有ったのでしょうか。笑いが漏れた箇所を直せば、事故に合わないことになるかも知れません。

ビデオでヒヤリハットの言葉がありました。意味は、「自分が運転、あるいは歩いて、自転車に乗って、ヒヤリとしたり、ハッとしたりした。」という意味です。

そのような体験談をお互い、語り合うことが大切です。

「この間、買い物に行って危ない目にあった。」

「轢かれそうになった。」、「衝突しそうになった。」という危険な体験情報をお互い話し合い、公開しあって、自分の疑似体験勉強になります。

 

道路が良くなると、今まで車が走らなかった道路に急に車が増え、近道をしようとしたり、この近辺の地理に詳しくない人が入って来たりします。

車の量、交通の流れが変わってきます。そのような事象をお互いに情報交換することが大切です。

 

2 「徐行」「一時停止」について

 

ビデオの中に、「徐行」と「一時停止」という言葉が出てきました。

「徐行」という意味を勘違いされている方がいらっしゃいます。

「徐行」とは時速40qから減速して10qに落とすことではありません。

徐行とは道路交通法上は「車が直ちに止まれる速度」の事です。

実際には人の歩く速度と同じ位です。

オートマチック車のブレーキから足を離すと、車が動き出す位の速度です。

もっとわかりやすく言うと、自分が後ろからドンとぶつけられ、人かと思って振り返ったら車だった。その感覚こそが「徐行です。」

 

減速とは

時速40qから10qに速度を落とすことを「減速」と言います。

 

一時停止とは

一時停止規制のある交差点の事故現場へ行き、運転者さんに「止まりましたか?」と尋ねると、「止まりました。」と言われます。

それは「見えるところまで出て止まった」ことのようです。

「一時停止」の場所では、停止線で止まってください。

停止線から交差する道路側が見える所までは「徐行」で進んでください。

一時停止規制の交差点は二度、停止してください。

つつじが丘は見通しの悪い交差点が多いので、子供の飛び出しもあり、危険です。ワンボックス系の車では子供の自転車も視界に入りにくく危険です。

3 事故は何処で起きる?(横断歩道の利用。)

歩行者事故は何処で多発しているか・・・。

自宅近くです。

通り慣れた道路で発生が多いのです。

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広い道路の横断の危険

広い道路を横断したいと、車の途切れるのを待っている人を見かけます。

「途切れた。今だ。」と渡る時、

反対車線の車に撥ねられてしまう事故が非常に多い。

左車線(反対車線)注意

右側から来る車は注意するが、左から来る車には注意が行き届かない。

横断中事故の大半は反対車線での事故が多いのです。

 

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横断歩道の利用

近くに横断歩道が有ったら利用してください。

運転者も横断歩道には注意するが、それ以外の箇所は注意力が希薄になる。

街路灯もない暗い所の横断は危険。

明るい横断歩道など自分の身を守る場所を選んでください。

小学1年生でも「自分の身は自分で守る。」と言います。

皆さんもお孫さんに負けないように、自分を守ってください。

孫に説明できないような危険な行動は慎んでください。

念には念を

例えば横断歩道で右から来る車が止まっても、どういう意味か分かりません。

本当にしっかり確認する必要があります。運転者の目を見るとか。

別の原因で止まったかも知れません。

 

4 安全運転義務(道路交通法)

 

道路交通法には「安全運転の義務」があります。

車を運転中、前方が青信号の時、赤信号で横断していた歩行者を撥ねたとします。たしかに赤信号で横断した歩行者は悪いが、運転者には歩行者を保護する義務があります。(処罰。過失は別問題)

道路交通法には「信号無視をしてくる歩行者を轢いてもよい。」とは書いてない。

「安全な速度と安全な操作で進んでください。」と書いてあります。

刑事事件ドラマでは「犯人」と「被害者が」あります。

交通事故では両者が被疑者になります。

例えば車同士が衝突し、相手が信号無視だったとしても、相手が怪我をすれば

青信号で渡った方も罪に問われます。

処罰有無は別。相被疑者扱いとなる。一方は信号無視違反、一方は相手に怪我をさせたという罪。両者が被疑者、刑事事件とは異なります。

 




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5 運転者の心構え

互譲の精神

車の運転はお互い、譲り合う。みなさんが今まで無事故無違反だとしても相手の安全運転で無事故無違反だったかも知れません。

逆に自分が相手の信号無視に気付いて、止まって無事故で済むこともある。

相手の安全運転で助けられる場合もあり、または自分の危険予測判断で相手を助ける場合もあります。

 

事例1

 

思い込み事例(佐藤講師の体験談。)

思い込み事故についてです。居るものを居ないと思うこと。(ヒヤリハット事例)

自分は交差点で右折しようとしたら、対向車が左折ウインカーを出して停車していました

止まってくれていたので、右折しました。実は対向車は別の二輪車のために停車中でありました。二輪車運転者の安全運転のお蔭で事故にならなかったのです。

 

事例2(佐藤講師の体験談。)

 

思い込み事例

私は三叉路を右折予定でした。右側から来た車が左折し、2台目も左折すると思っていたら直進して来ました。思い込みで危なかった。ぶつかるところでした。

人間思い込みは怖いのです。

 

事例4

 

サンキュー事故にも注意してください。

ワン呼吸於いて進んでください。譲られても慌てて進まない。

車の右折、左折時は巻き込み事故や、手前の方が不注意になりがちに注意。

歩行者の立場の時も、同様に注意が必要です。

 

事例5

 

自転車注意

 

自転車も同様です。最近の自転車は速度も速く、怪我も多い。車と違って保険制度があまり充実していなく、人身事故など高額保障となると悲惨です。

 

自転車も車両です。保険・安全装置など、ソフト・ハード面が車と異なるので留意が必要です。自分の判断とブレーキしか無いので注意が必要です。
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事例6

高齢者は進路変更など周囲状況に配慮せず行動する傾向があり危険です。

車は高速なので注意が必要なのです。




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夜間、道路横断歩行者がなぜ撥ねられるか。

車のライトの影響で歩行者が運転者から見えにくい特性があり危険なのです。

 

 

事例7

車間距離の取り方。

03、02,01とカウントダウンできる車頭時間を保ってください。

3秒保持してください。それが適正な車間距離を保つ方法です。

 

安全呼称

パトカーの安全確認は徹底しています。運転中、安全呼称しています。

「子供注意」「自転車注意」など。これが安全運転に繋がります。

高齢者は動体視力等、低下するので体調に応じた運転に心掛けてください。

 

たえず危険と隣り合わせであることを心掛けてください

 

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5 シートベルト

シートベルトは必ず付けてください。

お巡りさんを見てからシートベルトを付けないでください。

 

後席の同乗者にもシートベルトの徹底を。

車外放出事故が多くあります。

 

 

私のおばあさんは

「今は、人が車に轢かれたとよくいうが、

昔は人が車を曳(牽・引)いていた。」

と言っていました。

 

 

 

 

6 老人

老人の老の字は

「土の下に人が埋まっている。」

と書きます。

 

 

皆さんは土の下に埋まるのではなく、考える人になってください。

以上




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