アンケート結果
A講演を聞いての感想
近隣ケア員の回答
・今から自分の生活をしっかり考えなければならない。自分のしたい生活。自尊心・思い出をもちたい。自己決定・自己選択をしたい。
・すべての施設が平田豊生苑のようだといいな。
・当たり前のことが高齢者の施設では重視されない。少数の意見であることを再確認した。超高齢社会に向かって、当たり前の個の尊重が社会的にも認められて生活できるようになってほしい。
・施設に入ったからといって、自分の意思を主張していけないと言うことはないし、何かを捨てなくてはいけないと言うこともない、最後まで自己決定を尊重してもらえるような社会になるといいなと思う。介護される側も、介護する側も、人間らしい生活ができるように意識を変えていく必要があると思った。
・大変ユニークな講演で、私は88歳で高齢なので、今後の過ごし方に大変参考になる話で、ありがとうございました。
・今自分は健康であるが、改めて障がいをもったらと言う意味で、児玉さんのユニークな人権尊重の論理は大変参考になった。自分らしく生ける見本となるよう今後もこのような勉強会に参加したい。
・これからの高齢社会を迎えるに当たり、自助、共助・公助をしましょう。自助、近隣ケアなど、共助、介護保険を受ける。公助、生活保護を受ける。地域包括支援システムは市町村の責任である。日常生活圏域におけるサービス体制によって支援する。市の生活支援、見守り、買い物、ゴミ出し、等、周りの者の支援が必要である。また最後の終焉には考えていかなければならないなとつくづく考えさせられた。
・互助の重要性。とてもためになった。ありがとうございました。
特養の実態を聞き、本当にありがたかった。これから老いて行く自分の将来を考えさせられた。今のところ要介護になった自分の世話を家族に頼りたくないなとは思っている。金銭的な心配もあるし・・・。
・良いお話を聞かせて頂いた。自助、共助、公助は知っていたが、互助は始めて聞いた。近隣ケアの仕事も互助の働きになる。隣近所の人たちの支え合いがあればこそ成り立つのだと思った。
・先生の施設、ピラニア、熱帯魚、マラソン男性、無施錠、新人職員の採用、一泊旅行、職員にとっての段差、海外旅行実施までの話、この場に車椅子の人がいてもいいのではないか・・・とても重い言葉だった。
・市のサポート事業も内容を把握していなかった。学んだこと、今後の活動にいかしていきたい。民生委員と連携を取り、いまひとつ深い活動ができるかもしれない。児玉さんには「できない」と言う言葉がないようだ。最後まで退屈しないお話で楽しく学べた。
・ユニークな話題を交えてのトーク。実態を踏まえた話で大変良かった。参考になった。熱帯魚の話、面白い。海外旅行。1泊旅行、H10年企画ライン下り、パスポート申請 3カ月かかった。人権意識を大切にしたい。もっともっと自由に今後の生活に望みたい。
・とても考えられない施設のようすにびっくりした。人間の尊厳を認めたそんな理想的な施設があればいいと思う。ユニークな施設をぜひ見学したい。
・鍵のない施設。将来施設に入ることになった時、児玉さんのような施設に入居したいと思った。
・とても勉強になった。ほとんど知識がなくて、知らないことばかり。誰に聞いたら良いのか、また聞くのも怖い。話を実際にホームの施設長の児玉さんから聞いてびっくりしたし、ほんとの実情を知り、先の生活にとても参考になる。来て良かったと思っている。
・高齢の母と同居している自分につきつけられた問題だと感じた。自宅で介護し、できれば、自宅で最期をみとってやりたいと思うが、現実問題として、自宅で病状を見られるかどうか不安だ。施設を選択するのに、平田豊生苑のような施設はなかなか見つからないと思う。入所が必要になった時、順番待ちの状況から、施設を選ぶことはできない。
・講演を聞く前に、このまちに、一人暮らしのお年寄りが気軽に力仕事や高所作業など、自治会とケアグループとで協力して無償で行う仕組みがあればいいと書いた。がすでに市で行っていることを聞き、しかも自治会で行えばいいと言う意見を聞き、全くその通りだと思った。施設長のあっけらかんとしたものの考え方と実行力は真似したいところだ。心配と評価が先に立ち、行動力につながらない自分だ。
話を文字にしたボランティアの人たちには感謝する。ありがとう。
・私の老後をどのように暮らすのか、暮らしたいのかと考えるきっかけになった。「老人とはお荷物でなく宝物です」と言う言葉が、胸にずきんと来た。
・障がいを持っている人も持っていない人も同じ人間だということ。だからこの施設に施錠もしないし、認知症の人もフロアを分けない。自分がどのような生活をしたいかを考えて施設の運営をしていることに心を打たれた。施設の方が連れて年に一度の旅行。ついには海外旅行にも連れて行くことにも驚いた。とても素晴らしいことだと感じた。
・こんなに相手の立場に立って考える特養があったことに、大変感動したし、驚いた.
近隣ケアの活動もあくまで対象者の立場にたったものでなくてはと思う。こんな心ある施設があったかと!!
・児玉さんのお話を聞き、施設に入ると自由は縛られるところと思っていたが、自分の意思を尊重して生活できる施設が実現していることに感動した。ノーマライゼーション、すばらしい言葉、意味を知り、ありがとうございました。
・もっと早くに児玉先生にお会いしていたら・・、両親たちを入所させたかったと思う。父も徘徊し義母も徘徊して大変でした。
・知らなかったことが多数あった。施設の内容が分かった。分かりやすい説明だった。良い1日であった。
・人間のもっている能力を引き出させる介助に感心。
・介護が必要になったときのこと。特養のこと。入所したときのこと。いろいろ実に分かりやすく聞くことができ大変有意義なお話だった。
・さらに広い範囲でのお話で、つくづく自分の将来を重ねて考えさせられた。
・これからの高齢化社会が現実に迫ってきている話を聞き、不安を覚えた。
・認知症の入所の方々と海外旅行に行ったとの話にとても感動した。個人の意思を尊重し、自由に健全な生活をされている方々は幸せだろう。また飛行機の旅行で空港着陸時、コンテナで車いすの方も機内から税関へと言葉で言うのは簡単でも、実際に人権を尊重して運営をされている施設があることに感動した。
・いろいろな施設を知っているが、無施錠の施設があること、いろいろな箪笥、鉢などがあることを初めて知った。また驚いたのは利用者を海外旅行に連れて行くと言うことにもびっくりした。
・自分の身近にホームに入っている人がいるのでどうしてあげたら幸を感じてくれるかと思った。
・高齢になって自分がどうしたいか選ぶ基準を考えておかなければいけないと思った。娘・息子に伝えておかなくてはと思った。
・将来、どのような生き方をするか考えさせられた。
・平田豊生苑の詳しい情報がほしいと思った。
・障がい者のことをよく理解している。そんな施設が事実としてあると言うことを初めて知った。自分たちの生活を考えて頂ける方が多く増えるといいと思いました。
・介護をする人の大変さは自分はまだ経験はないが、話ではよく聞く。自分がその立場になった時、やはり自分の都合で対応してしまうなあと思ったりした。その人の人権を守ると言うことは大切だと思うので良く考えたいと思う。
・大変ためになりました。分かりやすく、興味を引くような話であった。海外旅行に連れて行ったり観覧車を楽しませたり施設に入所している方々に経験させてあげられ、児玉さんに感激した。
・人間尊厳と胃ろう、施設の施錠の話は大変難しい問題だ。現実のホームでの話は参考になった。介護する側もされる側も我々の現在の重要な問題をはらんでいるテーマだと思う。大変参考になった。
一般の方の回答
・今まであまり関心がなかったが、いろいろ公助の支援があることが聞けて参考になった。
・共助・・支部社協で考えなければいけない。人間らしく死ねたらと思った。
・素晴らしい施設だと思った。このような施設が増えると、自宅介護をしていても、どうしても出来なくなった時の最後の手段として、希望がある。人間が人間らしく最期まで尊厳をもって生きること、大切なことと思う。
・お話は大変考えさせられるとともに、大変勉強になった。障害をもって生きなければならない時が必ず来ると言う前提で、しっかり将来をイメージし、日々生活することが大切だと感じた。
・発想の逆転をする。
・「どのように暮らしたいのか」自分、家族も含め、数十年後の長期的なビジョンみたいなものを考え、話し合うことが必要だと改めて思った。
・「今は人の身、明日は我が身」施設は現代の姥捨て山のイメージ。今の社会構造ではやむをえないのだろうと想像する。
・素敵な施設だ。こんな施設がもっと増えたらいいのに。児玉さん、つつじ、松のためにもうひと肌脱いでください!!
先日、NHKで「さまよえる老人?」と言うような特集をたまたま見た。90代のおじいさんが70年間真面目に働き、奥さんを亡くし、施設とショートステイで1カ月ごとに転居しアパートを手放し業者に持ち物をすべて処分され、奥さんのお骨と大切な腕時計だけをもち、やっと施設にはいった。生活保護と年金で施設費を払い、貯金はゼロ、見ていて悲しかった。
・とても楽しく聞いた。あるところでは現実性があり、考えさせられる時間だった。自己決定→自己実現する権利をもって人間として、生きて行きたいと思った。
・児玉さんの施設に入れてもらいたいと思った。住人さんに対する姿勢がまともで、感じ入った。このままの考えで施設を続けてください。
・高齢者白書よりの説明についてはとても考えさせられた。
・私は独居老人だが日本尊厳死協会に入っている。過剰な医療行為はしないでほしい旨つたえてある。子どもも私の意思を尊重して、そのようにしてくれると思う。
健康年齢を少しでも伸ばしたいと思う。
・自己決定自己選択、尊厳をもって自分の幸福を追求する権利、介護する側の都合でなく、要介護者のためにどうしたらよいか良く考えさせられた。
社会の宝なのだから、お荷物なんて思わない。わがままに生きよう。
・寝たきりにしないための職員さんの手厚い対応に感心した。徘徊する人に対しては、大変だろうがおおらかな対応で驚いた。
・実際施設で働いていらっしゃる児玉さんが介護されている側に立って考えていらっしゃるからいいなあと思った。胃ろう、寝たきりにさせない、施設長は素晴らしいと思った。もっとこのようにしてもらえる施設がほしい。年を取ったらどうして生きて行くのかを考えさせていただいた。
・多くの事例の紹介があり興味深かった。いかにこの世界を知らなかったか。
・高齢化の進展、あるべき介護の姿は?財政上の対策は?
・大変分かりやすくて良かった。これから迎える問題、いろいろと考えさせられた。
・いろいろ勉強になった。これからどうすればよいかは分からない。まだ考えたことがなかった。
統計的なことなどいろいろ参考になった。
・非常に役に立った
・介護の実体験を聞く中で、地域福祉で何ができるか考えさせられた。松もつつじも、後5年で超高齢社会になる。自治会近隣ケア等の地域の組織として、何ができるかを考えさせられた。プライバシーの問題もあり、対象者とどうコミュニケーションを取るのか?
・近くに平田豊生苑があればいいのに。
・高齢者いきいきサポート事業と言うのがあるということを知った。近隣に身の回りのことを頼みにくいと思うので、500円でサービスしてもらえるのはありがたい。特養の施錠をするかしないか、難しい問題だが、生活はこれまでと決めていいかと考えると、施錠しないと言う考えもあるのかなと思った。奥深い話だった。ときに笑いが出る話もありとても勉強になった。
・本日の話は間もなく自分のこととして対応しなければならない問題。話を聞いて少し安心して住みなれた地域に住めると思う反面、今から自分はどう生きるか、きちんと意思を表示しておく必要性を感じた。大変勉強になった。
・とても大切な話ありがとうございます。
・施設の生活の様子がよくわかった。平田豊生苑のような施設ばかりだといい。できたら自分は自宅に最後までいたい。