議案 第1号 平成26年度 活動報告
総括報告
26年度の自治会活動は例年と同じように無事、平穏に終えることが出来ました。ひとえに役員、班長や認可団体、協議会などの協力があったからこそ成し得られたものです。もちろん、その他会員らの支えなどなくしてはスムーズにいかなかったでしょう。印象に残ったのは、「夏期市民清掃」から大安寺川の雑草刈りなどの清掃が中止になったことではないでしょうか。環境浄化の為、つつじが丘公園にある上池の水抜きも実施しボランティア(八木山小学校5年生50名も参加)による清掃活動を行い、池の縁は見違えるように綺麗になりました。ボランティア活動に参加された方々ご協力ありがとうございました。
わが町「つつじが丘」の現状に目を向けてみますと、高齢化が進み、超高齢化と言われています。福祉対策に力が注がれ、生活支援ボランティア活動の輪も広がり、高齢者に優しいまちづくりの取り組みも活発化し、喜ばしいことです。一方、自治会については、もっとスリム化させ体力などの衰えを感じている高齢者や仕事で忙しい人たちを悩ませることなく、無理せず役が果たせるような態勢づくりをしていくのも大切ではないでしょうか。考えさせられました。
4月、新しいメンバーでの自治会スタートと同時に、消費税は3%アップの8%となり家計を圧迫。全国各地では集中豪雨による土砂崩れ、河川の氾濫、御嶽山の噴火、地震、12月早々の大雪と異常気象などによる災害の発生、自然の脅威にさらされました。師走には衆院選も実施されたが暮らし良い社会へ変貌していってもらいたいものだと願っているのですが・・・
引継ぎ早々団地内に空巣が入り、対策として交番と協力、役員・会員の方々の協力のもとベストを着用し、団地内の「防犯パトロール」を実施、各主要箇所には幟を掲げ防犯意識を高めました。
サルの出没には、皆さんの情報をもとに市役所、交番などへの通報、回覧などでの注意を促し、幸いにも人的被害が出ずほっといたしました。
今年は戦後70年。そしてつつじが丘定例総会は40回目。それぞれ1つの節目を迎えます。新体制に期待しつつ、活動報告といたします。
尚、前年度第39回定例総会においては、下記2件の引継ぎ事項がありました。
・すでに回覧にて回答した事項は省略します。
@ 団地内幹線道路の整備:市へ「要望書」を提出。早急な整備は出来ませんが今後の検討課題として受理された。
A 防犯灯のLED化:26年度中に完了。
事務局専門部他の活動報告
今年度は、住民皆様からのご要望及び苦情への迅速なる対応を基本にし、従来の施策を継承しつつ住民の皆様への素早い情報の公開と共有化に努めました。又、統一自治会の基本である「住みよいまちづくり」にも努力をしてまいりました。
1.環境対策について
基本的には従来の活動方針に基づき環境対策を実施しました。以下、各項目について報告いたします。
@ 自治区域内清掃、公園清掃、市民清掃
自治区域内清掃(集会所、町名碑等)、公園清掃、市民清掃について、
会員の積極的な協力により、自治会の活動として定着し、美化推進がで
きました。
夏期(7月6日)及び秋期(11月2日)市民清掃に際しては草刈機等の点検整備を行いました。
緑ごみ・公園清掃ごみの定期回収を、行政・単位自治会と連携を取り
実施しました。
A ペットの糞害、ごみ出しモラル等の啓発活動
回覧で会員のモラル啓発に努めました。しかしながら依然ペットの糞害やごみ出しモラルに関しての苦情が出ました。会員各位のさらなる理解と協力が必要です。
B 空地・空き家の草刈り
不在地主(空き家を含む)に対して草刈りの協力要請を実施し、対象区域について夏期・秋期の年2回の草刈りを完了しました。
C 街路樹の落ち葉対策
関連会員へ、市からごみ袋を支給してもらい配布しました。
市には一層の対応を要請しておりますが、会員各位殿においても理解と協力をお願いします。
2.防災対策について
基本的には従来の活動方針に基づき防災対応を実施しました。各項目
について報告いたします。
@ 防災訓練
ア)6月29日(日)市主催の[地域防災訓練]により要介護者安否確認・避難・消火・応急救護・炊き出し等の訓練が計画され、つつじが丘統一自治会で参加者100名程で実施しました。
イ)11月2日(日)つつじが丘統一自治会主催の[自主防災訓練]を市東部方面消防署と西町消防団のご指導を受けて、避難・消火・応急救護、AED使用等の訓練を参加者90名程で実施しました。
なお併行して個人宅用の消火器の購入・更新の斡旋を行いました。
A 消火・防災設備の管理
ア)5月〜6月につつじが丘に設置のホ-ス格納箱38基等を点検し劣
化した消火ホ-スのゴムパッキン2個を交換しました。また消火栓
標識柱に錆びが目立つものが8本ありましたので、
市に修理依頼をしました。
イ)5月〜6月に統一自治会と各単位自治会に保管しています防災備
品の点検を行い、各単位自治会の不足・不良が無いことを確認し
ました。但し、統一自治会の備品の一部に不足及び有効期限切れ
の物がありましたので、追加及び新規の物に交換しました。
B 防犯灯の管理
つつじが丘に設置の防犯灯300基程(街路灯を除きます)の球切
れ等の補修を行いました。なお当年度での新設は1丁目に1基、4丁
目に1基の合計2基でした。
C 防火・防災に関わる良好な環境維持
師走の消防車などの巡回、啓蒙用回覧を行い、防火・防災の啓蒙
活動を行いました。
D 違法駐車・迷惑駐車
一昨年、昨年と同様に会員のモラル啓発のための文書を回覧いた
しました。つつじが丘全体としては依然として改善されてはいま
せん。各単位自治会においてもきめ細かなモラル啓発が必要かと考
えます。
E ふれあいセンタ-の防火管理
ア)当センタ-(非特定防火対象物)の防火管理のため、防災副担当
が[防火管理者]の資格を取得し、消防計画の見直し等を行い消防
署へ防火管理者選任届を提出しました。(6月)
イ)ふれあいセンタ-管理運営委員会の開催日(6月及び11月)に
合わせて、運営委員会及び利用団体代表者を対象に、防災教育と
消火・通報・避難の訓練を行いました。
ウ)ふれあいセンタ-建物内に設置してある消防用設備等の機能を
維持するため、有資格業者による消防用設備の定期点検を実施し
ました。(7月及び1月)。定期点検の結果、消防用設備は良好に
維持されていました。
3.文化、体育活動について
昨年度と同様に、従来からの行事の継承を中心に活動を進めてまい
りました。以下、各項目について報告いたします。
@ 盆踊り大会(7月26日)(参加数:約500名)
統一自治会恒例の「盆踊り大会」は、今年度も多数の皆様方にご参加
いただき、大いに盛り上がりました。ポップコーン、綿菓子、かき氷や
各種飲み物、及び、各単位自治会の夜店には今年度も長い行列ができて
大盛況でした。地域の皆様の楽しい交流の場を提供できたと考えており
ます。「櫓の組立て」、「会場の設営と各夜店の提供」等につきましては、
役員各位、ボランティアの方々、過年度経験者方々等、多くの皆様のご
協力をいただきました。また公園近隣の皆様にも開催についてご理解い
ただきました。おかげさまで無事終了することができました。ありがと
うございました。
A 夏まつり(8月16日)
八木山まちづくり協議会主催の行事に協力し、つつじが丘のさらなる
活性化を目指した活動ができました。しかしながら神輿の準備、練り
歩きなどについては課題の残ることとなりました。
B 新春のつどい(1月11日)
八木山まちづくり協議会主催の行事に協力し、例年好評の大鍋コーナーにおいて「どて煮」を提供いたしました。新春のつどいに参加された皆様と、楽しい時間を過ごすことができました。
「前日の仕込み」、「当日の振舞」等につきましては、役員各位、ボランティアの方々、過年度経験者の方々等、多くの皆様のご協力をいただきました。おかげさまで無事終了することができました。ありが
とうございました。
4. 広報活動について
機関紙「タイムズつつじが丘」は、今年度3回(6月、9月、3月)
発行いたしました。
より親しみやすく、各種イベントの雰囲気をできるかぎりそのままお
届けするために今年度初めて紙面をカラー化いたしました。広報活動
によっていろいろな団体や自治会の活動をより身近に感じていただき、
さらに活発になることを望んでいます。今後のつつじが丘自治会の活
性化に貢献するため、つつじが丘での出来事や献身的な皆様の姿、自
治会活動などより臨場感をもってお届けできるよう紙面作成に努めま
した。
5.福祉活動について
昨年度策定された福祉大綱の周知に努めるとともに、議案に示された
計画を具体的に進めてきました。最初に、委員会を、「従来からの活動」
と「大綱に基づく活動」を推進する2つのチームに分け、役割を分担
することを確認しました。
福祉活動全般については、活動の積み上げ、充実した内容で実施しま
した。特に、ふれあい交流会は、盛況で、笑いヨガやアルパの演奏で
愉しい時間を過ごせました。
大綱推進については大綱チームが班長会に参加し、目的や活動内容を
説明したり、意見集約するなど会員への理解を深めてきました。また、
生活支援ボランティアの活動をボランティアの協力を得て試行実施を
進めており、現在着実な取り組みになりつつあります。しかし、委員
会内の2つのチームの連携については十分とは言えず課題が残りました。
T 従来からの活動
@ ボランタリーハウスいこいのつつじ
毎週金曜日、月4回ボランタリーハウスの活動を継続実施しました。
高齢者の健康増進と社会参加の支援に努めました。
A ふれあい交流会
大川実音吏先生の笑いヨガ、アルパ演奏で、日頃から笑うことを習
慣にすることが身体に良いことを教えて頂きました。小学校の生徒のハ
ンドベルの演奏もあり、参加者の皆様に楽しんで頂きました。
B シルバータイムを楽しもう
火・木に多様なテーマによるミニ集会を企画し、多くの方の参加を
得ました。高齢者が楽しむ・健康増進・学びの場とすることができま
した。
C その他
・車椅子の貸出は、3件の利用がありました。
・盆踊りについては、出店の運営に参加し、行事を盛り上げました。
・社協八木山連合支部と講演会や研修会を共同主催し、この地区の福
祉の現状を把握してもらうと共に活動への理解を広めてきました。
U 福祉大綱に基づく活動
大綱を効果的に実施するために重点項目を設定し、担当を決めて進めて
きました。
(1)26年度に実施した重点項目
@ ボランティア登録・生活支援
最初にボランティアの公募を行い、8月には試行運用の内容を公開し、
支援の依頼を集約すると共にボランティアによる活動を開始しました。12月には活動規程を定め、細則の確認を行うなど本格運用に向けての基礎づくりを行ってきました。
A 福祉ネットワーク
広域の連携については、各団体と連絡調整にとどまっていますが、開催されている会議等で現状の報告と連携の必要性を説明してきました。
B 健康増進
いこいのつつじやシルバータイムで各種運動を紹介し、体験実施するなど、高齢者の健康増進に努めてきました。
C ボランティア講座
まずは聴く力を高めようと、聴き上手になるための講演会を開催し、
ボランティア力の向上に努めてきました。
D 福祉緊急カード
安否確認訓練時に単位自治会ごとの見守り体制を整えました。福祉
緊急カードは、来年度に向けて実施計画の整備を進めてきました。ま
た、市から発行されたヘルプカードを各戸配布し携帯利用を呼び
掛けました。
E サークル等ボランティア・福祉情報の収集と発信
必要な福祉情報の収集・発信は、十分にはできませんでした。
(2)26年度 検討した重点項目
@ 移動手段 自主運営には法律的・経済的負担が重くなり着手が困難。
A 出張販売 買い物困難者のため「コープぎふ」の説明会を開催しまし
た。
B 施設の活用・増改築 具体的な検討にはいたりませんでした。
C 育児支援 専門性が要求されることもあり、慎重な対応が必要。
6.ふれあいセンターの管理・運営について
ふれあいセンターはつつじが丘住民の憩いの場として、福祉活動を始め各種のグループ、団体の活動で多くの皆様に利用され、その存在価値は益々高まっております。
今年度も利用者の皆様に使い易さを提供するために努力を重ねて参りました。5月には昨年度から懸案の会議用テーブル4台を購入し、6月には雨季を前に屋根の枯葉の詰りを取り除きました、6月と11月には管理運営委員会を開催しました、7月には、消火設備の点検、館内定期清掃を専門業者により行いました、また7月と10月には統一自治会役員及び認可団体の代表者を招集して「救急救命講習会」を開き心臓マッサージとAED使用の手法を消防署の専門家から学びました、同じ7月には厨房室のガス給湯器の老朽化による不調が発生したため市の予算で早期に新品に取替え工事をしてもらい、安全が確保できました、9月には周辺に残されていたヒマラヤ杉の切り株3株を市に撤去していただきました。その他に微細な項目についても種々対策を施して良好な状況で管理・運営を行って参りました。
7.その他(全般)
26年度引継ぎ時の4月度の世帯数は1,071戸、平成27年2月度は
1,069戸と2戸減でした。
今年度は、下記@〜Cの調査をいたしましたので結果を報告いたします。
@ 4月~3月8日までの訃報の報告(各丁目別と、月は訃報月を表す)
(1)1丁目:4月、7月 (2)3丁目:4月、5月、8月、10月
(3)4丁目:8月、11月 (4)5丁目:12月
(5)6丁目:7月、8月、9月、3月 (6)8丁目:11月、1月
15名の方が他界されました。ご冥福をお祈りいたします。
A 4月〜3月8日までの「建築計画書」提出分
(1)4丁目:12月,3月 (2)7丁目:7月(3)8丁目:5月 4軒の新築
B 空き家調査(27年度早々、行政にて本格的な空き家調査が始まる)
(1)1丁目:6軒 (2)2丁目:6軒 (3)3丁目:3軒 (4)4丁目:3軒
(5)5丁目:6軒 (6)6丁目:5軒 (7)7丁目:5軒 (8)8丁目:7軒
つつじが丘自治会内で41軒の空き家があります。(空き家の状況は、
各単位自治会長の判断による。)
C 新生児の出生について
八木山校区の総人口は、5,238人(H26年12月現在)
・0歳:15人 ・1歳:23人 ・2歳:21人 ・3歳:34人
*転入・転出により八木山校区で生まれた人数と若干の差があると考え
られます