平成22年度 第12回つつじが丘統一自治会役員会議事録

         日 時 : 平成23年2月5日(土) 19:00〜22:45

         場 所 : 集会所

         出席者数 : 26名

         欠席者数 : 0名

 

1.  議 題
1)  第11回役員会(臨時)議事録の確認 
2)  統一自治会長より
3)  各専門部より
4)  各事務局担当より
5)  各単位自治会長より
6)  事務局長より

2.  議 事
1)  第11回役員会(臨時)議事録の確認
内容に異議はなく、班回覧することが承認された。
2)  統一自治会長より
 (1) 助成団体への助成について
  統一自治会長から、1月26日に実施された助成団体代表者との意見交換会の結果について報告があり、次の問題点について審議された。
 @ 交付基準の明確化
(統一自治会長) 助成団体の代表者の意見なども踏まえると、助成団体は千差万別であり、一律に基準を定めるのは困難である。毎年、意見交換会を開催して情報交換を図り、継続的なデータもあるから、年ごとの事情を考慮して、助成金の増減を判断することも可能と考えている。
(T氏) 過去の助成金の実績だけでなく、助成団体の活動内容、特に地域への貢献度を重視すべきである。
(S氏) 助成団体代表者との意見交換会を開催したのは大きな進歩である。しかし、交付基準の算定が困難であるとしても、納得できる線を出すよう努力すべきである。
(I氏) 助成団体の活動内容が分かりにくい。総会費に10万円以上出している団体がある。経費の削減に努力したかについても確認したい。
(T氏) 交付基準の算出について時間をかけて審議する必要があり、早急に結論を出す問題ではない。 
(S氏) 助成団体の会員のみが受益するもの、例えば,旅行会やカラオケセットなどについては、自己負担が原則ではないか。
 A つつじが丘女性会の増額申請について
  (統一自治会長) 本日、つつじが丘女性会から助成金を2万円増額して10万円にして欲しいとの要望があった。この3年間毎年増額要望をしていたが、返事はなかったとのことである。2万円の増額があれば、各クラブの展示会を開くなどして地域貢献をしたいとの話があり、助成金を旅行会の赤字補てんに使われたなどの問題はあるが、女性会に対し、1年間2万円を増額して様子を見たい。
(T氏) 女性会は趣味の会のようであり、地域貢献の点で疑問がある。
(統一自治会長) 旅行会では一般の人も集めているし、出前講座をしている。来年度は展示会を開催して活動内容を一般に公開することも検討している。各クラブの講師料などを自己負担しているが,その負担が重くなっており、助成金の増額を求める理由となっている。
(S氏) 本日になって助成金の増額申請をするというのは遅きに失していて、手続上も問題があるのではないか。
(K氏) 安易な増額申請は認めるべきでない。
(I氏) 助成金の支出内容と不足する理由説明がない。配布された助成金の交付推移をみると会員数の割に総会費の支出が他の団体と比べて多く、支出を減らす努力の形跡が見られず、増額の妥当性が不明である。
(H氏) 新春のつどいで女性会から来賓受付、接待のお手伝いをお願いできているが、つつじが丘統一自治会のどて煮の振舞いを自治会役員だけではなく、女性会の方にお手伝いをお願いし、地域貢献活動を積極的にしてほしい。
(K氏) 見えていない活動内容をもっと評価すべきである。地域貢献活動もしていて、増額に賛成である。
【議決】 今回の増額申請は見送り、来年度その活動状況等をみて、増額の可否を検討する。
 B ふれあいクラブについて
(統一自治会長) ふれあいクラブを助成団体とするにとどめるか、同クラブが主催するコンサートを統一自治会の行事とするかについて、ふれあいクラブは、統一自治会の行事とすると負担が重くなるから、助成団体にしてもらって助成金を受けた方がよいとの意向であった。なお、コンサートは,予算の範囲でできるだけのことをするそうである。ふれあいクラブについては、引き続き助成団体として助成金を支出していくことでどうか。
(S氏) 役員会では本日初めて俎上に上る問題であり、審議の時間が少ない。統一自治会の行事化にも関わる重要な問題でもあるので、次年度に引き継ぐべきではないか。
(統一自治会長) 来年度は助成団体として助成することとし、その後の取扱いについて次年度にしっかり検討すべく引き継ぐことにしたい【承認】。
 (2) つつじが丘公園の整備の要望について
(統一自治会長) つつじが丘公園東広場に複合遊具を設置すること(なお、シーソーを外して複合遊具を設置するとのことである(市担当者の現地調査済)。)、同公園西広場と東広場に電源を設置すること、東広場の滑り台の下の砂場の砂を交換することについて、市に要望したい。各務原市の担当者によると、同公園の整備予算が200万円弱まだ使えるそうであるが、今月中に要望しなければ、他に予算が回るとのことであったので、ちびっこクラブ代表者の要望もあるから、各務原市に上記要望をしたい【承認】。
    (3) 引継ぎ案件の班回覧について
      (統一自治会長) 「引継ぎ案件」を3月の役員会で内容を確定した後、班回覧に付することを承認してもらいたい。次期統一自治会長候補者は、役員として活動しやすくなるので、引継ぎ案件の運用に積極的であった。
      (T氏) 「引継ぎ案件」とすると、次期役員にその年に解決しなければならないのではないかとのプレッシャーを感じさせて束縛するおそれがある。引継ぎとなると会員も全てやってくれるのではないかと期待を持つ。「統一自治会の抱える今後の課題」くらいの表題にして、取り上げるかどうかは次期役員会で決められるようにすべきではないか。
      (事務局長) 3年くらい前までは「現状報告」という表題で班回覧をしていたことがある。
      (統一自治会長) それでは、次年度の役員に負担にならないよう、「今年度の役員会での検討課題」といった表題にして班回覧に付することにしたい【承認】。
3)  各専門部より
     (1) 防災
防災担当(副)から、1月24日に実施されたふれあいセンターと集会所の消防設備の点検の結果などについて報告された。
消防用設備の点検費用(31,500円)、老朽消火器の更新(28,350円)の支出のほか、ふれあいセンター和室避難口標識(床面)の交換修理、和室東避難口を示す標識と2個の保安灯の設置(46,200円)について承認された。なお、同避難口外への脱出を容易にする踏み台(手すり付き幅広階段)の設置(費用105,000円)について、統一自治会長が来年度各務原市が行う改修に合わせて踏み台の設置も要望してみて、要望が通らないときにふれあいセンターに関する予算で整備する方向で検討することとなった。
     (2) 文体
どて煮で使う寸胴鍋を購入するという文体担当の提案に対し、鍋を増やすと調理や振る舞い等で時間がかかるから、従前どおりでよいのではないかとの意見が出され、反対多数で否決された。
     (3) 広報
タイムズつつじが丘90号を来月発行をめざして準備中である。統一自治会長、事務局長の挨拶、八木山小学校の活動内容、関連団体の活動報告、論説などを掲載する予定である。
4)  各事務局担当より
(1) 会計
   平成23年1月までの平成22年の予算の進捗状況を報告
   会計を2月末で締める予定なので、支払は2月中にお願いしたい。また、3月に支払が生じそうなものがあれば教えてほしい。
(2) 青少年育成
   通学路見守り隊の名簿を3月22日までに市に提出しなければならないから、2月の班長会で、やめる人、続ける人、新規に登録する人を確認し、適宜修正して2月26日の事務局会議までに(遅くとも次回役員会まで)提出してほしい。
5) 各単位自治会長より
 (1) 1丁目
   (1丁目会長) 平成19年度から平成21年度までの各単位自治会運営費の支出状況について調査したところ、予算(2,000円/世帯)で収まった自治会は、平成19年度は3自治会、平成20年度は1自治会、平成21年度は2自治会であったこと、高額の物品(物置)を購入すると大幅な予算超過となること、班活動費をフル(1,000円/世帯)に支出した場合はほとんどの自治会が予算超過となったことが判明した。上記調査結果に基づき、各自治会とも現行の交付予算では財政状況が厳しく、500円/世帯の増額(合計2,500円/世帯に)を要望したい。
   (T氏) 各単位自治会が単位自治会運営費の増額を要望しているかお聞きしたい。 
   (6丁目) 物置など大きな臨時の出費がなければ赤字にならない。懇親会を含め活動内容は毎年同じで、財政的に困っているわけでない。物置などの大きな備品については単位自治会で支出する必要があるのか。取り分が統一自治会の方が多いので、統一自治会が負担すべきものではないか。
   (5丁目) 今年度は緊縮財政の方針で臨んだ。例えば、子ども会の助成について、統一自治会から助成金を得ている上、40万円余りも繰越金があるから、子ども会への助成を見直した。さらに、「通達」を見直したこともあって、支出が減り、単位自治会運営費の増額がなくても、すぐに困ることはない。
   (2丁目) 班別懇親会の費用(1,000円/世帯)は支出しているが、余分な支出がないので、現状でもやっていける。子ども会へ55,000円交付し、夏祭りの懇親会を子ども会で運営してもらっている。単位自治会運営費が増額されればその分余裕を持って運営できる。
(3丁目) 昨年度は班別懇親会を実施して赤字となった。今年度は、班別懇親会の開催を見送り、緊縮財政で臨んだので、交付される単位自治会運営費の範囲で賄えそうである。
(4丁目) 班別懇親会が盛大に行われており、これに対する費用も支出しているが、夏祭りでみこしを出しており、多額の祝儀が得られるので、繰越額が前年度を下回ることはない。
(7丁目) 毎年同じ実績であり、500円の増額なしでもやっていける。
(8丁目) 昨年度出された11月7日付け通達のため今年度は班別懇親会を実施することになり、これまで順調だった収支バランスが崩され、今年度は赤字となる見込みである。今年と同様のことを行えば、2年後くらいに赤字に転落するが、そのときに単位自治会運営費の増額を検討すればよいのではないか。ちなみに、8丁目では例年夏祭りの懇親会に運営費の半分ほどを充てていたが、今年度はこれを縮小した。そのための予算を減らせば、懇親会の質が下がるし、質を上げるのなら予算を増やすしかない。運営費の増額の要否はこの問題に関わっているのではないか。
(S氏) 本来単位自治会が得るべきものを統一自治会が取り上げている。望ましいのは、単位自治会が自由に交付されたものを使い、全体として行うべき行事や施策について、単位自治会が出しあって統一自治会で行う、ということではないか。
(T氏) 重要な指摘であるが、根本から議論しだすと収拾がつかなくなる。単位自治会運営費の増額の可否に絞って議論したらどうか。
(会計担当) 仮に単位自治会運営費を500円/世帯増額しても、50万円程度支払が超過するだけであり、繰越金も相当あるので、当分の間は統一自治会は困らない。
(統一自治会長) 今年度、前記通達を実施しないこととなって、単位自治会運営費は使途を限定されないこととなった。各単位自治会において運営費の増額の根拠を説明できないと、総会で承認を得るのは難しいのではないか。
(S氏) 自治委員報酬等各務原市からの交付金(約3,000円/世帯)は単位自治会がもらう権利があるから、単位自治会運営費を500円/世帯を増額しても理論的に問題はない。
(事務局長) 各務原市からの交付金の扱いについて、来年度諮問委員会を設置して検討することを考えている。財政的に困っている単位自治会があれば、前借制度を利用されたい。
【議決】 単位自治会運営費を500円/世帯を増額する1丁目自治会の提案は,反対多数で否決された。
(1丁目N氏) 物置などの大きな備品を単位自治会が購入する際には統一自治会で費用負担するルール作りを検討してほしい。
    (2) 4丁目
 ゴミを捨てる際にゴミネットをかけていない人がおり、各務原市に依頼して、ゴミネットをかけるよう注意喚起したラミネート加工をした看板を設置してもらうことになった。また,ゴミステーションのゴミネットが破れ、ボランティアで張り替え作業をしてくれた方がいた。
    (3) 5丁目
 今月半ばに入居予定者があるが、市から緊急持出袋しかもらえず、ゴミカレンダーがもらえなかったそうである。日常生活に必要なものなので、転入者にゴミカレンダーが交付されるよう働きかけてほしい。
    (4) 6丁目
 5公園リニューアルとは別に、6丁目独自で子ども会やPTAの要請を受け、西公園の不審者対策の要望書(公園内に時計を設置、公園灯を増設、フェンスの更新)を過去2年連続して市に提出している。今年度についても継続して提出すべく準備中である。 
(5) 8丁目
 中仙道の改修に伴う道路規制の要望書(側道と区別する白線の設置、徐行表示等)を市に提出したい。
  6) 事務局長より
    (1) 議案第3号(インターネットの活用)について
(事務局長) 永続性やインターネットを利用しない方への対応などの問題を一,二年かけてじっくり検討したい。管理人は向こう5年間は1丁目の■■副会長にしていただくことになっている。ペーパーレス化はせずに、従前のとおり各種文書の作成や班回覧はホームページへの掲載にかかわらず継続していく。
→ 議案第3号(自治会活動へのインターネット活動の件)について、原案を一部修正して、総会に提案することが承認された。
    (2) 議案第2号(平成22年度決算報告)、第6号(平成23年度予算案)について
(事務局長) 次回役員会で平成22年度決算報告と平成23年度予算案を確定させたい。
(会計) 決算報告は1月末の段階の数字を入れたもの、予算案は今年度の実績(推計)を考慮して入れたものである。各担当部門で予算の増額の必要なものがあれば、2月26日の事務局会議までに申し出てほしい。
(T2氏) 前回指摘した勘定科目の表記が直っていないところがあり、今一度整理してほしい。
(S氏) 自治委員報酬については各単位自治会長(次年度候補)の承諾を、広報紙等配布手数料、分別収集協力報償金、美しいまちづくり推進事業奨励金、自治会振興交付金及び公園管理委託費については各単位自治会の承認をそれぞれ得た上で、これらを予算編成に組み入れてほしい。
7) その他連絡事項
     2月26日(土) 第7回事務局会議 午後7時より 最終議案書最終見直し
     3月 5日(土) 第13回役員会 午後7時より 総会議案書の承認
     3月 6日(日) 会計監査 午前10時より
     3月 7日(月) 総会議案書を印刷に回す。
     3月13日(日) 総会議案書を各単位自治会長へ配布
  
3.  配布資料
1)  平成22年度第11回役員会(臨時)議事録                ≪書記≫
2)  助成団体との会議資料
(会議レジメ、助成団体活動一覧、近隣ケア活動一覧、助成金の交付推移)
助成金増額申請(つつじが丘女性会)
要望書
引継ぎ案件                                  ≪統一自治会長≫
3)  防災から報告−防火管理                         ≪防災≫
4)  タイムズつつじが丘第90号原稿                     ≪広報≫
5)  平成22年度予算の進捗状況 
総会資料 議案第2号、第6号                     ≪会計≫
6)  単位自治会運営費交付金増額検討                  ≪つつじが丘1丁目自治会≫
7)  総会資料 議案第3号                          ≪事務局長≫
以 上


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