第27回つつじが丘統一自治会定時総会 議事録

つつじが丘統一自治会
日時:平成14年4月7日(日) 午前9:30〜12:00
場所:つつじが丘ふれあいセンター

1.資格審査報告  本人出席   111名 
委任状提出者   825名 
計   936名 
第一種会員総数 1052名

2.総会成立宣言・・・・・司会(■■役員会議長)
  つつじが丘統一自治会規約第3章第14条に則り、総会の成立を宣言します。

3.統一自治会長挨拶・・・■■会長 
   この一年間、一般情勢はアメリカでの同時多発テロをはじめとして、非常に不安定な状態が続いています。今年度は、これまで四半世紀にわたって続けられてきた自治会の活動を、少子高齢化に対応して全面的に総括するということで、昨年の総会でご承認いただいた組織等諮問委員会を発足させ、6ヶ月間にわたって委員の方々にご審議をいただきました。その答申書を昨年の10月末にいただき、答申書に沿って来年度の活動方針案を役員会にて決定し、今総会にてみなさんにご審議いただくこととなりました。規約改正等、これまでと違ったものをご提案させていただきますので、内容を充分ご検討いただき、建設的なご意見をお願いしたいと思います。よろしくお願いします。

4.議長選出・・・・・・・■■六丁目自治会長が就任。

5.議案審議
【第一号議案】平成13年度会務報告並びに決算報告の件。 
会務報告・・■■事務局長より一括提案。
決算報告・・■■会計担当より提案。
監査報告・・■■会計監査より報告。
―質疑―
【質疑 1】
@  ペイオフ対応について 自治会資産を三口座に分けたとあるが、これは預け入れ銀行自体を分けるべきではないか。
A  修繕積立金については、さらに積み立てる必要があるのか。
B  ふれあいセンターの無料開放については、検討ではなく廃止すべきである。
C  周辺道路の安全対策についていつ要請されたのか、またその進捗を明らかにしていただきたい。
D  街路灯の維持管理について 以前住んでいた川崎市では防犯灯としての扱いとなっており、市から補助金が出ていた。各務原市においても今後ご検討を願いたい。
E  4丁目で、独居老人が亡くなっていたことに誰も気づかなかった例がある。緊急通報システムについて考えられないか。
F  迷惑駐車をなくす対策は、この一年とられてきたのか。
G  いこいのつつじについて これをより活かすために、近隣ケア、寿会などの活動を一元化できないか。
H  ふれあいセンターの鍵については、回収ではなく鍵の交換をすべきである。
【回答 1】
@  基金の取り扱いについては総会の承認が必要である。本来なら昨年の総会で承認を受け、今年度の対応とすべきであった。4月中に預け入れ銀行を分けることにしている。今年度の方針案にもある通り、自治会基金の将来的な処分について検討し、来年の総会に提案する。また、災害準備金を含めた各種積立金が一つの銀行に集中しているため、別の銀行に移しペイオフの危険回避を行う。
A  修繕積立金について ふれあいセンターは市の所有であるが、細かい修理については自治会の負担と決まっている。先回もエアコンのガスもれがあり、その修理も自治会が行っている。
B  ふれあいセンターの使用については、一時間あたりの費用の単価計算をし、今年度の検討事項としている。
C  交通安全対策については、鵜沼宿駅へ通じる道路の水はね対策を西町会長と連名で1月12日に市に要請している。東海自然歩道の歩道整備については8月21日に西町会長と連名で要請している。スーパーハッピー前の渋滞緩和策としての右折車線新設については昨年4月の市長と語る会にて提案し、すでに測量が終わっている。
D  街路灯の件について 市の負担は設置まで。後の維持管理にかかわるものは自治会負担となっている。老朽化したものは市に交換をしていただく。
E  8丁目ポニー前の道路から向こう側街路灯設置 防犯上からつつじが丘で申請した。これを防犯灯への切り替えを要請している。つい最近返答があり、すぐにはできないとの事であった。しかし機器が老朽化して機能していないものもあり、これについては市が対処する。そのかわり維持管理はしばらく自治会でお願いしたいとの事。将来的にハッピー東側道路の拡幅工事に合わせて道路照明という形にする事はできるということで、そうなった場合防犯灯としての設置が可能であると考えている。
G  独居老人の件については、防災対策ということではなく近隣ケア、民生委員等の力を借りながら協力体制をとっていきたい。
H  ふれあいセンターの鍵の件については、交換も費用がかかることでもあり、これは全部鍵を回収して一本化したことでご理解いただきたい。

【質疑 2】
13年度決算報告について
@  入会金が予算化されているがこれは本来、予算として計上されるべきものではない。
A  報告書で、全戸数との表現が非常に多い。また、計算上戸数が合致していない。初歩的な誤計算があると思う。
B  支出について 各自治会助成金は一括で表現されている。これの内訳を明らかにしていただきたい。また世帯数の算出根拠についてもお知らせ願いたい。
C  西町消防団賛助金として20万とある。当自治会が発足して20年以上が経過している。火災が実際に起きたのは一回のみ。その後も毎年20万円ずつ拠出している。他に使い道を考えるべきではないか。
D  各種団体助成金についても検討が必要である。子供会も何人いるのか。寿会、女性会も同様である。これは計算根拠を明らかにすべきである。

【解答 2】
@  昨年においても、実績と予算と大きなぶれはない。過去、毎年数十戸の入居があった時代があり、その当時から予算化がされている。
A  助成金については市からの計算根拠となる数字がある。あとで示させていただく。
B  西町消防団賛助金については、この団地で自治会が発足した時、市から消防団を作れという話があった。消防団を独自で持つと、とても20万円では維持できない。西町と非常に近い関係にあったことから、こちらからお願いをしたという経緯がある。松ケ丘も羽場の消防団に賛助金を支払っている。新春の集いでも出動をしてもらっているし、年末には夜回りをして頂いている。年間の20万円は必要な経費である。
C  各種団体助成金については、今年度方針の中でも活動の再評価をするとしている。昨年のこの総会の席上、少子高齢化が進む中で児童数が減少しているのに子供会の助成金の額が変わっていないとの指摘を受けている。その点については改正をしている。子供一人あたり1,500円計算で全270名、昨年と比較して45,000円前年より削減となっている。他の団体についても見直しをしていく。
D  戸数については、いつの時点での戸数をベースにしているかということであり、市からの報奨金は9月と2月にあるが、9月分は3月末時点の戸数で、同様に2月分は9月末時点の戸数が計算根拠になっている。その時々に各単位自治会長に戸数の確認がある。上半期には1050戸、下半期には1053戸という戸数が算出されている。

【質疑 3】
防災の要望であるが、元旦に八木山に登ると、そこで焚き火をしている人がいる。防災上からも啓蒙活動をお願いしたい。
【解答 3】
この件については、要望ということで今年度事務局、防災担当で検討する事とする。

―採決―
第一号議案 平成13年度会務報告並びに決算報告の件について(挙手)。
【議長】第一号議案は、賛成多数によって承認されました。

【第二号議案】 規約改正の件について■■会長から提案。


―質疑―
【質疑 1】
規約の目的を冒頭第一条にもってきたのはなにか意味があるのか。
【解答 1】
一般的に、目的が冒頭にあるのが普通であり、それに倣ったものである。
【質疑 2】
過去、規約の改正があった際には、消火栓の位置などが明示された資料もあった。これは要望であるが。この新規約は全戸配布されるのか。
【解答 2】
付帯部分も付けて全戸配布する。
【質疑 3】
専門部門が廃止されたが、行事がそのままとすると新自治会長、班長に負担がかかる。行事が簡素化された上で役員数が減るのなら良い。事務局が強化されるとはあるが、かなりの簡素化が必要と思う。
【解答 3】
旧専門委員長によってマニュアル化されており、実行に支障はないものと考えている。事務局は16名で構成されており、合議制で決定をしていく。
【質疑 4】
今回の規約の改正については、まるで企業か官庁のそれのようで文章が難しい。住民に理解できるよう平易な表現を心がけていただきたい。見直しをしていただきたい。
【議長】
これは審議である。要望を述べる時ではない。
【質疑 5】
外郭団体の認可等については、自治会が関わるべき事なのか。
【解答 5】
自治会に委員の選出などについての連絡が入る。自治会の意思を尊重する事からも、各団体を自治会組織に取り込んでバランスをとっていくことを目的にしている。
【質疑 6】
名称変更をお願いする。21頁の「長寿会」を削除し、「寿会」のみに修正していただきたい。
【解答 6】
修正する。
【質疑 7】
基金運用についての条文が記載されていない。
【解答 7】
基金の運用や取り崩しについては総会の審議事項となっている。法律上「総有」といって分割はできないというルールになっている。使途については活動方針案の中で二点提案している。その中で運用などについては解決していきたい。
【質疑 8】
基金の目的、事業、運用についても触れておく必要があるのではないか。

【解答 8】
使途が決められているのは災害準備金のみである。改修準備金も集会所などの修理に使う以外ない。昨年の総会で紛糾したのもこの点であり、基金を取り崩して一般会計に繰り入れてそれをまた戻すということがあった。そういったことを防止する意味でも総会決議を明文化してある。
【質疑 9】
そういったことは付則として規約につけるべきではないか。金銭的な運営は解釈の相違があってはならない。目的やいつから始めたとかを明文化すべきで、決算報告の中でも触れられていない。各事業の中に盛り込んでいただきたい。
【解答 9】
来年度の役員会で検討していきたい。
【質疑 10】
老人会は俗称であり、正式には老人クラブという。修正をお願いする。
【解答 10】
訂正する。

―採決―
第二号議案規約改正の件について採決(挙手)。
【議長】第二号議案は、賛成多数によって承認されました。

【第三号議案】平成14年度活動方針案について■■会長から提案。
【第四号議案】平成14年度予算案について■■会計担当から提案。

―質疑―
【質疑 1】
平成14年度予算案の中で、自治会活動保険料が事務局費に入っているが、これは別項目にすべきではないか。
【回答 1】
来年度の検討事項とする。
【質疑 2】
八木山散策路については、できる限り自然の山道のままにしておいていただきたい。
規約表現が難しい。自治会の規約であるので内容はこのままで全面改正して来年度の総会にかけていただきたい。
【回答 2】
散策路については、市にそのまま任せることはできない。できるかぎりあるがままの姿を残したい。道路標識の整備と自然倒木や若干の危険個所の改修は行っていく。自治会長の最後の役員会で聞いたことだが、各務原市の水道の水源はこれまで長良川の伏流水だと考えられてきたが、これはどうやら市を東西に走る山並みの地下水らしいということである。大切な水源の保全ということからも、きちんとした整備を働きかけていきたい。

【質疑 3】
車椅子の件についてだが、ふれあいセンターにある二台は貸し出し可能ということをもっとPRしていただきたい。高齢による機能低下ということは、介護保険の範疇に入ってくる。そういった場合は行政に申請をして利用者の一割負担で借りることになる。一方ふれあいセンターの車椅子は無料で借りられるとなると、不公平感が出る恐れがあるので、配慮をお願いしたい。
【回答 3】
どこに車椅子を置くかという事や、使用についての規定は今現在決めていない。これから検討していく。
【質疑 4】
違法駐車の排除についてだが、これまでも何回も回覧版が回るなど、役員会で啓蒙活動がなされてきた。しかし、何度モラルの向上を呼びかけても、一向に改善がなされない。自治会に取り締まりの権限がないことは誰もが承知しているはず。だから当局に依頼をという声があったのだと思う。一度、思い切って一歩踏み出してはどうか。そのときに出る課題については何度も話し合えばよいと思う。困っている人にとっては切実な問題である。
【回答 4】
昨年6月のことだが、当局から逆に取り締まりをしたいとの要望があった。その時は緑苑団地で先行して取り締まりが行われていた。当役員会にも各務原署から説明にきていただいて、取り締まりを実施していくことを決定したが、その後重大事件が重なって手が回らなくなっていたというのが実情である。しかし、来年度つつじが丘での取り締まりが改めて表明されたことから、近い将来にあるものと考えている。
【質疑 5】
環境政策にかかわることとしての日照権について。住宅建築の場合三階建ては禁止されているが、樹木で屋根を越すほどのものについても同様に日照権問題にかかるものと思う。 環境政策に、日照権に関わる項目を盛り込んでいただきたい。
【回答 5】
要望ということで新役員会に引き継ぐこととする。
【質疑 6】
要望であるが、決算案、予算案の書式が統一されていない。また、適用欄の空白も多い。自治会の資産について触れられていないので、決算時点の資産の所在について明らかにしていただきたい。
【回答 6】
新役員会への引継ぎ事項とする。
【質疑 7】
要望として。この3月に女子高生が何者かにつけられた例がある。予算上の問題があるのは理解できるが、防犯灯の設置を是非、市に要請していただきたい。また、小さな子供たちが犯罪に巻き込まれることのないよう、安全で安心して暮らせる町づくりに取り組んでいただきたい。
【回答 7】
新役員会への引継ぎ事項とする。
【質疑 8】
一点目は、平成14年の会費を徴収しないことをお願いしたい。3800万円もの資産があることから、充分可能である。二点目について。会員が亡くなった時は弔慰金がある。会員の出産があった場合は祝い金を出したらどうか。また、転居される場合、餞別を出したらどうか。これだけの資産からすれば充分可能であると考える。
【回答 8】
自治会財政にそのような余裕はない。これまでもお答えした通り、2400万円の処分について今年度検討して、来年の定時総会に提案をする。

―採決―
第三号議案平成14年度活動方針案・第四号議案平成14年度予算案について採決(挙手)。
【議長】第三号議案・第四号議案は、賛成多数によって承認されました。

【第五号議案】 平成14年度役員改選について■■事務局長から提案。

 統一自治会長   三丁目 ■■氏
 副会長      二丁目 ■■氏
 副会長兼事務局長 三丁目 ■■氏
 会計監査     八丁目 ■■氏
 会計監査     七丁目 ■■氏

―採決―
第五号議案平成14年度役員改選について採決(挙手)。
【議長】第五号議案は、賛成多数によって承認されました。

議長降壇
6.■■会長より役員、民生児童委員、近隣ケア代表者を紹介。
平成13年度役員挨拶(全員整列)
平成14年度役員紹介(全員整列)

民生児童委員紹介
  1・2丁目担当 ■■さん  3・5丁目担当 ■■さん
  4・6丁目担当 ■■さん  7・8丁目担当 ■■さん

近隣ケア代表者紹介
    1丁目 ■■さん  2丁目 ■■さん  3丁目 ■■さん
    4丁目 ■■さん  5丁目 ■■さん   6丁目 ■■さん
    7丁目 ■■さん  8丁目 ■■さん
7.閉会の辞
   これをもちまして、第27回つつじが丘統一自治会定時総会を終了します。
長時間ご苦労様でした。  
                                   以上


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